【動画】18歳のオジェ アリアシム、3度目の正直ならず!マナリノは悲願の初タイトル獲得!

 
男子テニスのメルセデス・カップ(シュツットガルト/芝/ATP250)は16日、シングルス決勝が行われ、今年急成長を見せているM・ベレッティーニが第7シードのF・オジェ アリアシムを6-4,7-6のストレートで破り、大会初優勝を果たしました。

今大会サービスが好調のベレッティーニは、決勝戦でも、ファーストサーブからのポイントを93%の高確率で獲得し、初対戦となったオジェ アリアシムにブレークチャンスを与えることなく、1時間47分で勝利しました。23歳のベレッティーニは今年4月のハンガリアン・オープン(ブダペスト/レッドクレー/ATP250)以来今季2度目、通算3度目のタイトル獲得となりました。

ベレッティーニは今大会、なんと5試合合計50回のサービスゲームのうち、1度のブレークも許さず、ブレークポイントのピンチも僅かに2回、タイブレークも制したので、失セットもゼロという完全優勝と言っても良い勝ちっぷりをみせました。この優勝で、6月17日付け世界ランクで、キャリアハイとなる22位となっています。

そして、同時期に行われたリベマ・オープン(オランダ/芝/ATP250)でも16日、シングルス決勝が行われ、A・マナリノがJ・トンプソンを7-6,6-3のストレートで破り、悲願のツアー初優勝を果たしました。共に初タイトルがかかった試合でしたが、ツアー決勝で6連敗を喫していたマナリノが2時間1分でついに決勝での勝利を掴み、30歳にして初めてのタイトルを獲得しました。

ATPの公式サイトでマナリノは「今後は私の記録(決勝で6戦6敗)について周りは話さなくなるだろう。これは大きな成果だ。トップ10やその周辺の選手ではない私にとって、ATPのツアーレベルでタイトルを獲得したことは驚くべきこと。これまで私を支えてくれた人達には、いくら感謝しても足りない。」と喜びのコメントを残しました。

それでは、この2つの決勝戦のハイライト映像をご覧ください!