【動画】フェデラー、10度目V!マレーは復帰戦のダブルスで優勝!

 
男子テニスのノベンティ・オープン(ドイツ/ハレ/芝/ATP500)は23日、シングルス決勝が行われ、第1シードのR・フェデラーが世界ランク33位のD・ゴファンを7-6、6-1のストレートで破り、2017年以来2年ぶり10度目の優勝を果たしました。

この試合、フェデラーはファーストサービスが入った時に83%の高確率でポイントを獲得するという安定感のあるサービスゲームを展開し、ゴファンに1度もブレークを許しませんでした。逆にリターンゲームでは積極果敢なプレーで3度のブレークに成功。1時間23分で優勝を決め、7月1日からのウィンブルドンへ弾みをつけました。

フェデラーは試合後「同一大会で10回タイトルを獲得するのは今回が初めて。キャリアで非常に重要な瞬間だった。」と語りました。

また、同時期に行われたフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン/芝/ATP500)では、A・マレーが今年1月の全豪オープン以来5カ月ぶりにツアーに帰還。ダブルスでF・ロペスと組み出場しました。久々ながらも実力者のマレーは地元の声援を背に好プレーを連発して決勝進出。その決勝戦ではR・ラム/ J・ソールズベリー組を7-6,5-7,10-5のフルセットで破り、なんと復帰戦で優勝を果たしました。

マレーは試合後「週の始めはリラックスしていたけど、だんだんと緊張感が増していった。私の闘争心が動き始めたと思った。シングルスに向けてこれから数カ月かけて更に改善していきたい。」と手応えを感じつつ、シングルスの復帰も視界に入れている様子でした。

また、ペアのロペスはシングルスでも、決勝でG・シモンを6-2,6-7,7-6のフルセットで破って2017年以来2年ぶり2度目の優勝を果たし、単複2冠を達成しています。

それでは、フェデラー、マレー、ロペスの決勝戦ハイライト映像をご覧ください!