【動画】マレー、ダブルスで勝利!ナダル、錦織も勝ち進む!

 
テニスのウィンブルドンは4日、男子ダブルス1回戦が行われ、A・マレー/ PH・エルベール組がM・コピル/ U・アンベール組を4-6,6-1,6-4,6-0の逆転で破り、初戦突破を果たしました。先月のフィーバー・ツリー・チャンピオンシップスのダブルスで復帰したマレーは、このウィンブルドンでもダブルスに出場。混合ダブルスもエントリーしており、ペアはなんと、S・ウィリアムズです。

次に、第3シードのR・ナダルが、悪童と言われるN・キリオスを6-3,3-6,7-6,7-6で破り、3年連続10度目の3回戦進出を果たしました。

ナダルは過去3勝3敗のキリオスに、アンダーサーブでエースを取られたり、第3セットではアプローチショットを打ちネットへ出たところでキリオスに強烈なボディショットを打たれたりと、場内が騒然とする場面が何度かありましたが、大人ナダルは精神的に乱れることなく、ベストを尽くしていました。試合後の会見でも「全く怒っていない。時々このようなことが起こるが、私はテニスの試合がしたいというだけ。」と、怒りを見せることはありませんでした。

そして、第8シードの錦織圭は世界ランク55位のC・ノーリーを6-4,6-4,6-0のストレートで破り、4年連続7度目の3回戦進出を果たしました。

第1セットは、失うものなしで向かってくるノーリーにやや苦戦しますが、錦織もハイパフォーマンスを見せて先取。更にギアを上げて第2セットも連取すると、第3セットは錦織の独壇場。1ゲームも与えることなく1時間48分で勝利しました。試合後の会見では「反省点がないぐらいよかった。全部よかったです」と振り返っていました。次戦はS・ジョンソンとの対戦です。

あと、15歳で本戦勝利して話題になっていた世界ランク313位のC・ガウフは、同60位のP・エルコグを3-6,7-6,7-5で破ってまたもや勝利し、ベスト16入りを果たしました。3-6,2-5からマッチポイントを2つ凌いでの大逆転勝利でした。次戦は第7シードのS・ハレプと対戦します。

それでは、マレーのダブルス、ナダル、ガウフの試合のハイライト映像をご覧ください!

 

 

 

今大会を最後に引退を発表していた世界ランク135位のM・バグダティスが、第17シードのM・ベレッティーニに敗れ、これが現役最後の試合となりました。バグダティスは「コートを去りたくなかった。素晴らしい最後で、驚きだった。感謝したい。何と言ったらいいか。両親、コーチ、エージェント、友達、家族。みんなが、この2週間ずっと一緒にいてくれた。一緒にいてくれたことに感謝したい。泣いてしまうが、とてもハッピー。」と語り、続けて「後悔はない。実家を14歳で出て、パリで生活していた。それからずっと戦わなければいけなかった。テニスが与えてくれたことに感謝している。」と振り返りました。では、最後のマッチポイントの映像をご覧ください。