【動画】錦織、1セットも落とさずにベスト16進出!マレー/セリーナ組は初戦突破!

 
テニスのウィンブルドンは6日、男子シングルス3回戦が行われ、第8シードの錦織圭が世界ランク71位のS・ジョンソンを6-4,6-3,6-2のストレートで破り、2年連続4度目のベスト16進出を果たしました。

出だしはエンジンがかからず、いきなりブレークされた錦織でしたが、0-3になって目が覚めたのか、一気に調子を上げると、そこから5ゲーム連取の猛攻を見せ、第1セットを逆転で取ります。勢いに乗った錦織は、バックのダウンザライン、サーブ&ボレー、ドロップショットなど、得意ショットを次々と決め、気持ちの良いプレーを展開。第2、第3セットは危なげのないプレーぶりで勝利を収めました。1時間50分の試合でした。

試合後錦織は「サーブは謎にいいです(笑)。リターンゲームでもプレッシャーをかけることができていたので、それがリラックスしてサーブを打てた要因だったのかもしれない。いずれにしても、ファーストサーブの感触は、今週いいと思う。劣勢の時も自信を持ってファーストサーブを決めにいくことができている。」とサービスの好調ぶりを語りました。

今大会、ベスト16までの3試合を1セットも落とさずに勝ち上がっている錦織は、「身体はまだ、今のところ大丈夫。良い試合ができているし、試合時間も短い。ただ、芝だといつもと違うところが筋肉痛になったりするので、違ったアプローチでケアしないといけない。」と、ここまでの体力面では満足しつつ、気を引き締めていました。

次戦は世界ランク58位のM・ククシュキンとの対戦です。両者は9度目の対戦で錦織が8連勝中です。

また、混合ダブルス注目のペア、A・マレー/ S・ウィリアムズ組が初戦に挑み、6-4,6-1で快勝しました。試合後、記者会見で両者がコメント。ウィリアムズは「お互いにここでは良いプレーをするためにいるけれど、同時に楽しんでもいた。」と話すと、マレーも「試合が終盤へ向かうにつれて、試合をコントロールするようになると、リラックスして楽しむことがより簡単になった。」と語りました。続けて「多くの成功を収めてきているセリーナが、昼にシングルスを戦って勝ったあとに、午後8時くらいからまたコートに立って闘争心を燃やして勝とうとしていたことに、本当に素晴らしいと感じた。」とセリーナを称賛しました。

それでは、錦織戦のマッチポイントの映像と、マレー/セリーナ組の1回戦の映像をご覧ください!

 

 

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