【動画】フェデラーとジョコビッチが決勝へ!

 
テニスのウィンブルドンは12日、男子シングルス準決勝が行われ、第2シードのR・フェデラーが第3シードのR・ナダルを7-6,1-6,6-3,6-4で下して決勝進出を果たし、2017年以来2年ぶり9度目の優勝に王手をかけました。

この試合、立ち上がりからお互いに持ち味を発揮。一進一退の攻防となった第1セットは、ブレークのチャンスがないままタイブレークへ突入。ナダルがスーパーショットを決めてポイントを先行しましたが、フェデラーが攻撃テニスで挽回し、このセットを先取します。

第2セットは逆に第3ゲームでブレークに成功したナダルが一気にたたみかけ、セットオールに追いつきます。しかし、第3第4セットは共に早い段階でフェデラーがブレークしてペースを掴むと、粘るナダルを何とか振り切り、3時間2分で勝利しました。

フェデラーは試合後「第1セットはチャンスが少なくて大変だった。タイブレークはコントロールされている感じがしたが、その山場をなんとか取り切りことができた。第2セットはナダルがゾーンに入っていたし、私のサービスも悪く、圧倒された。第3・第4セットは、凄く激しいラリーが、重要なポイントで何度かあった。それらが今日の試合の勝敗を分けたポイントだったと思う。」と振り返りました。

一方のナダルは「今日はタフだった。私にもチャンスはあったが生かすことができなかった。彼はいいプレーをしたから、勝者にふさわしい。祝福する。」と語り、また「彼はいつも最も難しいことを簡単に達成する。誰よりも速くコートの内側でプレーができる。誰よりも速くボールをとらえられるから、常に相手へプレッシャーをかけられる。最も難しいことだけど、彼はそれが非常にうまい。」と称えました。

そして、もう一方の準決勝は、第1シードのN・ジョコビッチが第23シードのR・バウティスタ=アグを6-2,4-6,6-4,6-2で破って決勝進出を決め、2連覇と5度目の優勝に王手をかけています。

これで、決勝のカードは、第1シードのジョコビッチvs第2シードのフェデラーという頂上決戦となりました。今回が48度目の対戦で、25勝22敗でジョコビッチが勝ち越しています。

それでは、準決勝のハイライト映像をご覧ください!