【動画】大坂なおみ、2大会連続優勝!チャイナ・オープン制す!

 
女子テニスのチャイナ・オープン(北京/ハード/WTAプレミア・マンダトリー)は6日、シングルス決勝戦が行われ、第4シードの大坂なおみが第1シードのA・バーティを3-6,6-3,6-2の逆転で破り、大会初優勝を果たしました。

この試合、大坂は第1セットを落とすも、第2セット以降は持ち前の攻撃的テニスで主導権を握り、粘るバーティを1時間50分の熱戦で破って今季3勝目、キャリア通算5勝目を挙げました。さらに東レ パン・パシフィック・オープン(大阪/ハード/WTAプレミア)に続き2大会連続の優勝、連勝記録を10へ伸ばしました。

大坂は試合後のオンコートインタビューで、「ここで勝つことが目標でした。勝ててうれしい。最高の気分です。」と喜びを表現していました。

会見では「全米オープンで負けた後、計画について深く考えました。今回の勝利は自分が設定したゴールを達成できた感じです。」と語り、バーティについて「まだバーティよりも劣っている気がします。全体的な結果を見れば、私よりも2019年は彼女の方がずっといいと思います。ランキングも私より上ですし。」と述べました。

また、全米オープン後に、ジェンキンスコーチとの関係を解消して、現在は一時的に大坂の父親がコーチを務めているが、そこから負けなしの10連勝で、2大会連続優勝を飾っていることについて、記者から「最近の活躍に、父親はどのように関係しているのか?」と質問され、次のように応えています。

「父にはものすごくイライラさせられて、とにかく頭にきます。その怒りが勝つための原動力になっています(笑)」「私の父は、何事もとてもシンプルです。私の性格がわかっています、父親ですからね。普段はほとんど何も言わず、ただ私が自分で気がつくのを待っています。その後でそれについて色々話をします。」

また、「しばらく父親をコーチにするのか、それともまた変更することを考えているか」という質問にも「デュースですね。続いている間は良しとします(笑)」とジョークで答えていましたが、あくまでも一時的なものであり、「長期的なものになるとは思いません。」と話しています。

7日に発表される世界ランキングでは、現在の4位から1つ上げて3位へ浮上することが確定している大坂。また世界1位に返り咲くのも時間の問題かもしれません。

それでは、大坂の準々決勝(対アンドレースク)・準決勝(対ウォズニアッキ)・決勝のハイライト映像をご覧ください!