【動画】ナダルとジョコビッチ、決勝トーナメント進出ならず!

 
男子テニスのNitto ATPファイナルズは14日と15日、グループ・リーグ予選ラウンドロビン第3戦が行われ、決勝トーナメント進出者4名が決定しました。

まず、グループ・ビヨン・ボルグでは、第3シードのR・フェデラーが第2シードのN・ジョコビッチを6-4,6-3のストレートで破り、16度目の決勝トーナメント進出を決めました。

フェデラーがジョコビッチに勝利したのは2015年のATPファイナルズ予選ラウンドロビン以来4年ぶり。今年7月のウィンブルドン決勝ではマッチポイントを握るもジョコビッチに惜敗していましたが、今回はリベンジ成功となりました。

試合後フェデラーは「ロンドンのO2アリーナは間違いなく特別な場所。最初から楽しむことができた。今日は凄まじいプレーができたし、やらなければいけないと思っていた。今日はサービスと読みがよかった。そして明確なゲームプランが完璧に機能した。本当に魔法のようだった。」と喜びを語りました。

一方のジョコビッチは「フェデラーは全ての面で私を上回っていた。間違いなく勝利にふさわしい。彼は素晴らしいサービスやリターンをし、動きもよかった。」とフェデラーを称賛しました。

そして、混戦となっていたグループ・アンドレ・アガシでは、まず第1シードのR・ナダルが第6シードのS・チチパスを6-7,6-4,7-5の逆転で破りました。今日も昨日に続き、若武者相手に大接戦を演じたナダルは、年間ランク1位にふさわしい試合運びとメンタルの強さを発揮し、2時間52分におよぶ死闘を制しました。

この時点で、メドヴェデフの予選敗退が決まり、ズベレフは勝利すれば決勝トーナメント進出が決まるという中で行われた第2試合は、第7シードのA・ズベレフが第4シードのD・メドヴェデフを6-4,7-6のストレートで破り、2年連続2度目の決勝トーナメント進出を果たすと同時に、ナダルの予選敗退が決まりました。

これで第1シードのナダルと第2シードのジョコビッチが姿を消すこととなり、これについてズベレフは「最大の驚きは、ノヴァークが敗退したこと。彼にとって、このコートやコンディションはぴったり合っているから。そして、誰もナダルが予選ラウンドロビンで敗退するとは思っていなかっただろう。」とレジェンド2人の予選ラウンドロビン敗退について語りました。

これで準決勝のカードは、第3シードのフェデラーvs第6シードのチチパス、第5シードのティームvs第7シードのズベレフとなりました。

それでは、予選ラウンドロビン最終戦4試合のハイライト映像をご覧ください!