【動画】日本、セルビアに完敗!

 
男子テニスの国別対抗戦デビスカップ・ファイナルズ(スペイン/マドリッド/インドアハード)は20日、グループAの第2戦、日本vsセルビア シングルス2試合が行われました。

まず、世界ランク104位の杉田祐一が同40位のF・クライノビッチと対戦。強烈なサービスとストロークに苦しんだ杉田は主導権を取られ先行されます。持ち前の粘りでなんとか食らいつきますが、最後は押し切られ、結局ブレークすることが出来ずに1時間10分で力尽きました。結果は2-6,4-6のストレートでの敗退でした。

0勝1敗となり崖っぷちの日本は次の試合、世界ランク73位の西岡良仁が同2位のN・ジョコビッチに挑みましたが、1-6,2-6のストレートで完敗し、日本は0勝2敗で、予選ラウンドロビン敗退が決定しました。

1時間7分で完勝したジョコビッチは、「緊張感のある出だしだった。コートや照明に慣れるのに時間がかかった。西岡はとてもやっかいな選手で、今まで対戦したことはなかったけど、ツアーで最も足の速い選手の1人だ。」と西岡を称えました。

一方の西岡は「今回新しくなったデビスカップ、予選通過出来ませんでしたが沢山得るものがあった大会になりました。今年最後の試合がジョコビッチ選手なんて贅沢ですね。日本から沢山の応援ありがとうございました。また来年もここに戻ってきます!」とTwitterに書き込んでいました。

また、最後に行われたダブルスでは、内山靖崇/ マクラクラン勉組がJ・ティプサレビッチ/ V・トロイキ組 に、大接戦の末6-7,6-7のストレートで惜しくも敗れ、一矢報いることができませんでした。

敗れはしましたが、錦織抜きでフランスにあと1歩のところまで迫った日本チーム。来年の躍進に期待です。

それでは、第2戦の3試合のハイライト映像をご覧ください!