【動画】ATP500・ロッテルダム準決勝!

 
男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム/インドアハード/ATP500)は15日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク21位のF・オジェ・アリアシムが同30位のP・カレノブスタを7-6, 6-4のストレートで下して、ツアー4度目の決勝進出を果たしました。

この試合、オジェ・アリアシムは16本のサービスエースを放つなどサーブが絶好調。ファーストサーブからのポイント獲得率では驚異の94%を記録。抜群のサービスゲームの安定感で優位にたちます。第1セットはブレークできずにタイブレークとなりますが、接戦の末に先取すると、第2セットは第3ゲームでカレノブスタからミスを誘い出してブレークに成功。その後もサービスをキープし続けたオジェ・アリアシムが1時間49分で決勝進出を決め、ツアー初優勝に王手をかけました。

オジェ・アリアシムは試合後「第1セットは2人ともサーブが良くて本当にタイトだったが、第1セットのサーブは今まででベストなサーブだったし、タイブレークでも盤石だった。」と勝因を語りました。

オジェ・アリアシムは昨年の年始はトップ100外でしたが、10月にはキャリアハイとなる17位を記録。昨年は「ATP500リオデジャネイロ」、「ATP250リヨン」、「ATP250シュツットガルト」の3大会で決勝に進出。しかし、全て準優勝に終わっており、この決勝は悲願のツアー初優勝に向けての4度目のチャレンジとなります。そしてその初優勝がかかる決勝の相手は、第3シードで昨年優勝者のガエル・モンフィスです。

モンフィスは、準決勝で世界ランク39位のF・クライノビッチをストレートで破りました。先週の「ATP250モンペリエ」で通算9個目のタイトルを獲得し、今週も好調を維持しているモンフィスは、自身初の2週連続優勝と2連覇を目指します。

それでは、準決勝2試合のハイライト映像をご覧ください!