男子テニス協会のATPと女子テニス協会のWTAは、新型コロナウイルスの影響拡大を受け、6月7日までの全大会の中止を発表しましたが、発表以降、様々な選手がコメントを出していますので、少し紹介します。
S・チチパス
「世界を飛び回っている私に対して、最近、健康や安全に関するコメントや不安や心配といったコメントを目にしていますが、大丈夫です。健康は私にとって1番優先するものなので、できる限り室内で過ごすようにしています。外出を少なくして外の世界とできるだけ距離を取るようにし、そして移動中は必要な予防措置を取っています。私は現状を真面目に受け止め、なるべく早くこの困難を過去のものにするために、このウイルスを倒す活動に1人1人が賛同しなければならないことを認識しています。皆さんも安全に過ごして下さい。」
A・ズベレフ
「今世界で起こっていることが信じられない。スポーツ観戦ができないとか、お気に入りのアーティストのコンサートに行けないとか、動揺している人が私の周りにもたくさんいる。でも今はそれよりも大切にしなければならないことがある。共に頑張りましょう。きっと大丈夫です。私達は乗り越えられる。このひどいウイルスと戦って解決策を見つけ出そうとしている全ての人や、世界中の患者を助けてくれている医療にとても感謝しています。」
D・シュワルツマン
「医師とサービス業の方たちに感謝し拍手を送ります。ありがとうございます。そして拍手を送った後は自宅待機しましょう。互いに助け合い、連帯して乗り越えましょう。」
R・ナダル
「今は皆にとってとても難しい時間で、この状況全体は私達を脅かしています。今は皆家からベストを尽くす時です。ドクターやナースなど皆を守ってくれている方々や、警察やナショナルガードといった自分の命をすり減らして安心させてくれる方々にお礼のメッセージを送りたいと思います。彼らは最も感染するリスクが高いところで戦うヒーローです。彼らに対し尊敬と感謝を送ります。」「そして最後に、感染で苦しんでいる全ての人々、特にウイルスによって亡くなった方の家族や友人達へ勇気を届けるために、このメッセ―ジを送ります。」「この難しい状況でもポジティブなこともあります。今私達は1つになっています。多くの会社が献身してくれ、市民皆が日に日に絆を強くしています。この疫病が少しでも早く鎮まるため、家で待機するというアドバイスに皆従いましょう。」
ということで、4選手のコメントを紹介しました。
それでは、今回も「更なるBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)名勝負4選」の動画をお届けします。
名勝負①
2009年決勝 R・ナダル vs A・マレー
名勝負②
2011年決勝 R・ナダル vs N・ジョコビッチ
名勝負③
2012年準決勝 N・ジョコビッチ vs J・イズナー
名勝負④
2019年決勝 R・フェデラー vs D・ティーム