【動画】マイアミ・オープン、2015決勝&2017年準決勝!

 
例年通りであれば、3月下旬から4月上旬にかけてはマイアミ・オープン(ATP1000)が行われるはずだったということで、今回もマイアミ・オープンの過去の名勝負を紹介します。

今回は2015年決勝と2017年準決勝です。

まず2015年決勝は、第1シードのジョコビッチと第3シードのマレーの対戦でした。

この年も年始から好調だったジョコビッチは、全豪オープン決勝とBNPパリバ・オープン準決勝でマレーを破っていましたが、この試合も7-6,4-6,6-0でマレーを退け、大会5度目の優勝を果たしました。
試合後ジョコビッチは、「3つのビッグタイトルを獲得できて、これ以上の開幕スタートは望めない。願わくば、この調子をクレーコートに生かしたい。自分にとって全仏オープンテニスに向けての準備は極めて重要だ。」と語りました。

ちなみにその全仏オープンでは、決勝でワウリンカに敗れていますが、2015年のグランドスラム4大会で敗れたのはその1回だけでした。

そして次に、2017年準決勝では、第4シードのフェデラーが第12シードのキリオスをフルセットの末に破り、マイアミでは2006年以来11年ぶりとなる決勝に進出しました。全てのセットがタイブレークという3時間10分の大接戦でした。タイブレークのスコアは11-9,9-11,7-5でした。

サービングフォーセットでキープできずに第1セットを落としたキリオスでしたが、第2セットはマッチポイントを2度凌いで取り返します。第3セットも大接戦でタイブレークに入り、キリオスが5-4で自身のサーブ2本のところまでフェデラーを追い詰めましたが、痛恨のダブルフォルトで追いつかれ、逆にマッチポイントではサーブを決められゲームセット。自身に腹が立ったのか、ゲームセットの瞬間にラケットを破壊してしまいました。しかし、そうなってしまう程、凄まじい試合でした。

そして後日の決勝戦で、フェデラーはナダルをストレートで破って、11年ぶり3回目の優勝を飾りました。

それでは、この2試合のハイライト映像をご覧ください!